今年一年試行錯誤を重ねて、フルオーダーで作るスーツの理想の形が出来上りました。

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モデルは”第3回やまぐち新進アーティスト大賞”を受賞した松村憲治くん。
井筒屋での環まわる展での初日に ↓ 着用されておられました。

過去のエントリーから ⇒ 記者会見? (2011/12/09)


では今までのスーツ(一般的な)と何処がどのように違うのか?
【 JACKET(ジャケット)】
腕周り(アームホール)から袖口までが細いのでジャケットがスッキリしました。
【 PANTS (パンツ) 】
ワタリを細くしたのでパンツ全体の形が良く見え、足が長く見えます。


値段は?
39000円からで、この値段で生地は選ぶほどあります。


良いものは?生地の値段で、メートル単価は1600円~9500円のものまで。
ちなみに39000円でメートル単価1600円です。9500円の物で出来上がりが78000円。仕立てを特別なものにすると9000円アップ。
メートル単価1600円の生地で仕立てをよくするなんてのも有り。

関連リンク ⇒ 大村覚の経歴

詳しくはこちら

【 JACKET(ジャケット)】

胴回り;実寸との余裕を5cm10cmに設定。
アームホール;ここはイージーオーダーなんかじゃいじれない。フルオーダーということで思い切って細くします。

肘幅・袖口;それぞれ基本の形より、0.51.0cm細くします。

肩パッド;体型によりますが、これはなるべく薄く。出来れば”なし”へ。

ラベル;ジャケットの前襟ですね。これも野暮ったいものは幅が広いので7.5cm程度に。

着丈;短め。お尻が隠れてたらダメ。具体的には70センチ程度。

袖丈;シャツを出すためにくるぶし丈程度の短めがよいと言われていた時もありますが、くるぶしより2cmくらい長め。


【 PANTS (パンツ)

股上;22cm程度の仕上げ。
普通だと27cmとか?ソフトスーツが流行っていた時なんかは30cmくらいありました。
注意点として、股上は計る事が出来ません。股上は総丈から股下を引いた数字になります。何故かというと、お尻が直線ではなく丸く出っ張っているから。

ウエスト;本来お腹のくびれているところをウエストとしていましたが、これは股上の深い昔の話。腰履きするので、ウエストとヒップの間、なので、昔ウエスト73cmだったという人でも80cmとかになります。この数値は実際のパンツ(出来上がりの股上のもの)を履いてもらって計ります。

ヒップ;こちらも股上と一緒で計る事が出来ないところです。お尻の部分が丸く出っ張っているので、引っ張り次第でサイズが変わってしまう為・・・。
体型によって変えますが、細身の人ならば、お客様のほぼ実寸で仕上げます。

ワタリ&もも幅;同じじゃないか?とご指摘頂きそうですが、違います!
ワタリは足の付け根。そして、もも幅はワタリから5センチ下がったところ。
このあたりの寸法は1cm違っても結構かわります。
現在日本のイージーオーダーなんかだとここの数値はあまり小さく出来ません。
フルオーダーでの最小値または新たにパターンを作って対応しています。

ヒザ;どこがヒザなのか?解りづらいのですけど、人の足ってひざから下は、もも程太さが変わりません。なので、パンツの幅が落ち着いてくるところをヒザとしています。
21cm前後にしています。

裾口;こちらも細めです。20cm前後。
 

こんな感じ、経験からバランスを取るところもあります。

個人的な意見ですが、まず形です。
形が良ければよいスーツに見えます。だって、安いところに良い形のスーツ売ってませんからね。

成人式のスーツとか予算がないけど、カッコイイのが欲しい!って人にもよいのではないでしょうか。

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